J2第11節・ファジアーノ岡山vアビスパ福岡

今日もナイターでJリーグの試合が開催されたので、桃太郎スタジアムまで見に行ってきた。いつものようにメインスタンドに入場したのだが、メインスタンドからバックスタンド側に回る場合に、スタジアム南側のゴール裏芝生席を通ることができなくなっていたようだ。あそこのゴール裏は試合中ろくに試合を見ない子供の遊び場になっていたので、開放する必要はないと思う。スタジアム内の移動が不便になったが、サッカーの試合を運営するという観点では当然の措置だと思った。

試合は立ち上がりから岡山が攻撃をしかけたが、相変わらずフィニッシュはお粗末そのもの。ゴールマウスが3倍広くても枠には入らないシュートが2度、福岡ゴール裏に向かって放たれた。その後、福岡も右サイドでDFを振り切ってチャンスを迎えたが、クロスに合わせる選手が惜しくも届かなかった。やがて試合が落ち着き、一進一退の攻防がつづいた。迎えた30分過ぎに岡山はゴール前右サイドから#4がワンツーで抜け出してシュート、このはね返りを#11が左足でゴール右隅へ流し込んで1点を先制した。リードを奪われて福岡は反撃に出たが、FKからのシュートは2度つづけてGKとDFにはね返され、CKからのヘディングシュートは岡山DFがゴールライン上でクリア。惜しいチャンスがつづいたものの決めきることができず、1-0のまま前半を折り返した。

後半になって福岡はさらに攻撃的にくるのかと思いきや、中盤であからさまなパスミスや判断ミスを連発。体力的に消耗する後半はある程度ミスが増えるものだが、同点ゴールを狙って前がかりに攻めていても、あれほどミスが多くては攻撃が形になるまい。それでも福岡は後半だけで10本近いシュートを放ったが、そのすべてが枠外シュートだった。一方の岡山も、前がかりに来る福岡の裏を突いて2度ほど決定的なチャンスを迎えたが、一度はGKに阻まれもう一度は枠の外。後半の2度のチャンスのうち一度でも決めていれば岡山はもっと楽に勝てていたはず。楽勝となっていたはずの試合が、相手の雑な攻撃と雑なフィニッシュに助けられた1-0の辛勝になるのだから、得点力不足という根本的な問題は何も解決していないと感じた。最終的に試合は1-0のままタイムアップ、観衆は5708人だった。

試合全体の印象としては、今日は偶発的な得点でたまたま勝利したからいいものの、相変わらずファジアーノのサッカーからは何を意図しているのかが伝わってこなかった。ただ、ファジアーノの#17は試合を通じていい動きをしていたように思った。
一方のアビスパは、中盤でボールを奪われたほとんどの場面において、MFの#20と#3がファジアーノの選手よりも先に守備に返っていた。そして左サイドバックの#17は落ち着きがあり、運動量も多くていい選手だと思わされた。アビスパのサッカーは基本的に4-4-2で、両サイドバックの#17と#2がオーバーラップする場面も何度かあった。そして得点を奪われてからは、両サイドバックの位置取りが10メートル以上高い位置になっていた。後半の終了間際には右サイドの#2を下げて中盤の選手を入れ、フォーメーションを3-5-2に変更して攻撃をしかけたが実らなかった。これまでにプレーするのを現場で何度も見たことのある宮原と中払が現在は福岡に在籍していたとは知らず、己の不勉強を反省すること至極である。

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by akira-takeuchi | 2009-04-30 01:16 | サッカー
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