J2第7節・ファジアーノ岡山vジェフ千葉

野村克也トークショーを見に岡山市民会館へ行ったので、録画しておいたJ2の試合は帰宅後見た。正直なところ、こんな試合もあるのかなという印象だった。これだけ一方的な展開で攻め込まれたほうが勝つのは、サッカーでも野球でも100試合のうちで1試合くらいだろう。不確定要素の多いサッカーというスポーツの持つ競技特性ゆえ、引いて守ってカウンター狙いの戦術がはまれば、後半に放った2本のシュートだけでも勝てるのだと痛感した。

ただ、冷静に考えていくと、千葉が岡山の攻撃を少しなめていた節がある。後半、岡山のはじめてのCKのときに、ニアポストに走り込んだ選手が頭ですらして後ろに流すサインプレーを試みた。このサインプレーは実らなかったが、続く2度目のCKでもニアポストのマークは甘く、あっさりと#9が同点ゴールを頭で叩き込んだ。最初のサインプレーを見てCKのニアポストをもっとケアしなかったのは、千葉DFが岡山のセットプレーを甘く見ていたからにほかなるまい。その後、岡山DFの最終ラインがよくがんばったとも言えるのだろうが、千葉の攻撃は精彩を欠いており、楽して勝とうとする驕りを感じた。サイドに散らしたら、次は中央を突くといった工夫が千葉にあってもよかったように思う。結局、千葉陣内でのセットプレーからのカウンターが決まり、終了間際に岡山#10が決勝ゴールを挙げて2-1でタイムアップとなった。

こんな内容の試合をビデオで見ても、次の対戦相手の草津は何の参考にもならないだろう。90分のうち80分くらいは自陣に引いて、岡山がただはね返すだけ。強いて言うなら、岡山のセットプレーに注意することと、攻撃する時は岡山DFの最終ライン4人を外におびき出すように攻めたいということくらいか。なかば泥棒同然のやり方で毎回勝利を盗み取ることができるほどこの世界は甘くないと岡山は心得ておくべきだろう。試合中の実況を聞いてふと思ったのだが、この試合ではビジターセクションのチケットが完売になっていたという。たかだか7000人程度の観衆でスタンドには空席が目立つというのに、一部の席種が売り切れているというのは不自然な話だ。前売りチケットの販売状況で席種ごとの需要は把握できるはずなので、バックスタンドの緩衝席をずらしてアウェイ席を拡大するなどの柔軟な対応を望みたい。
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by akira-takeuchi | 2010-04-22 01:44 | サッカー
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