W杯南アフリカ大会開幕

あと数時間でW杯が開幕する。私にとって12年ぶりに家でテレビ観戦する大会となる。現地へ赴くためには、多大な体力、財力、そして強い動機付けが必要だ。今回は治安に特殊な要素を抱える国での開催だけに、お茶の間でテレビ観戦するほうがお気楽極楽というものだ。ワールドトラベラーとしては南アフリカという国にあまりいい印象を持っていないだけに、いまだにW杯が開催されることに懐疑的にならざるを得ない。本当に南アでW杯が開催されるのは現実なのかと思わされてしまう。

今回の開催国はアルゼンチン大会以来の南半球での開催、さらにメキシコ大会以来の高地での開催となる。これらの要素が、試合展開や結末に多大な影響を及ぼすのではないかと思う。私は世界各国を旅して回ったが、標高が高いとか赤道を越えて気候が変わることに順応することは生物学的に簡単ではない。それゆえ、温暖な北半球からやって来る欧州やアジアの人々は、今大会で苦労するのではなかろうか。

それゆえ、せまい欧州での予選でいいパフォーマンスを見せていたからといって、必ずしも欧州列強が上位進出するとは思えない。選手層が必ずしも厚いとはいえないフランス、ポルトガルあたりは、一次リーグでの敗退も十分に考えられる。A組は高地に慣れている地元南アと、南半球からやって来たウルグアイが決勝トーナメントに進むと思う。B組は、実力だけならアルゼンチンとナイジェリアだろう。この両チームが初戦で激突するので、もしどちらかが敗れれば韓国にもベスト16へ進む可能性がある。C組からはイングランドにはとっとと帰国してもらいたいものだ。プレミアシップで疲弊した選手たちが、寒くて標高の高い国で7試合すべてでパーフェクトなパフォーマンスを見せることが可能とは到底思えない。イングランドは初戦の米国戦でしくじって引き分け、C組2位になってD組1位のドイツと決勝トーナメント1回戦で対戦し、帰国の途につくことを希望する。C組は米国とイングランド、D組はドイツと豪州が勝ち抜けると見る。

ここまでは結構メチャクチャなことを書いてみたが、E組は強いところが勝ち抜けそう。それほど際立って日本が弱い。オランダとカメルーンで決まりかな。デンマーク人は寒さには強いだろうけど、平らな国なので標高の高いところでは勝てない(笑)。F組はイタリアがスロースターターぶりを発揮しそう。実力的にはちょっと差があるが、パラグアイとニュージーランドが勝ち抜けてイタリアが一次リーグで敗退しても、驚きには値しないと思う。というか、あまり情報のないニュージーランドのサッカーをたくさん見てみたいものだ。G組はさっき書いたとおり、8年前と同様にポルトガルはとっとと帰国の途につく。勝ち抜けるのはブラジルとコートジボワール。そしてH組はスペインの呼び声が高いけど、初戦のスイス戦でしくじれば一次リーグ敗退もある。スイスは比較的標高の高い国だ。いっそのこと、スペインには3試合でバカンスに行ってもらい、チリとスイスが勝ちぬけてもらうことにしよう。

・・・と、こんな感じが最初の48試合の予想。というか希望だな。できれば普段の欧州リーグで見ている選手にはとっととお引き取りいただいて、あまり見る機会のない国のサッカーを楽しんでみたいと思う。そして最終的には、ブラジルとドイツの決勝戦。そんなわけでフランス、ポルトガル、イタリア、スペインには、早々とバカンスを楽しんでもらいたい。そして治安が悪いと言われる南アフリカという国が実際にはどんな国なのかを、今回の大会を通じて知りたいと思う。
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by akira-takeuchi | 2010-06-11 22:17 | サッカー
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