J2第18節・徳島ヴォルティスv湘南ベルマーレ

妻が徳島へ福山雅治のコンサートを見に行くというので、車で連れて行ってきた。アスティとくしまで妻を車から降ろして、コンサートが終わるまでの間は鳴門に戻って学生時代の友人とJ2の試合を見ることにした。徳島の試合を見に行くのは3年ぶり。ここ数年は瀬戸大橋が1000円で渡れたのに、四国へ行かないまま休日千円が終わってしまったことを後悔するばかり。朝から非常に蒸し暑いなか、児島ICから鳴門まではおよそ1時間半の道のりだった。

久しぶりに鳴門のサッカー場を訪れたが、メインスタンド周辺の出店が充実していて驚いたとともに、集客に力を入れようとしている様子をうれしく思った。しかしそれでもヴォルティスの入場者数は4000人前後のことが多いらしく、もう少し多くの地元民が会場に足を運ぶようにするためにはどうしたらよいのだろうと考えさせられた。徳島県自体が必ずしも巨大な自治体ではないので、人口規模を考慮すると難しい面もあるのだとは思うが。

試合は前半に先制ゴールを挙げた徳島が、湘南に試合を支配される時間帯を何とかしのいで追加点を挙げ、退場者が出て数的優位に立ったあとは自由にボールをつないで得点を追加して4-0でタイムアップになった。しかし最終スコアを見ただけでは、チームが展開しているサッカーは分からない。前半も後半も立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けてきた徳島は賞賛に値すると思うし、前線にボールを保持できて得点力のある選手をそろえていることはよく理解できた。しかし湘南のサッカーが悪かったとも思えない。両SBが攻撃参加する回数は尋常ではなかったし、J2ではその運動量を持て余してしまうだろうと感じた。さらに後半の湘南は#10と#30を交代出場させて得点を狙いにきたが、彼らが攻撃に加わったときの素早いパス交換と展開力は凄まじかった。湘南は3連敗となったが、何かきっかけさえあれば浮上するのは難しくないように思える。

今日は前半開始早々に徳島が先制点を奪ったことと、後半に湘南が2人まとめて選手交代させた直後に徳島が追加点を挙げたことが、試合の流れの上で大きかった。そしてJ2のレベルでは、1人減ってしまうとダメージが大きすぎる。10人になってからの湘南は、ボールを奪ったあとで攻撃をどう組み立てればよいのかはっきりしないプレーが目についた。しかし10人になるまでは、湘南の守備のほうが一歩早い場面が多かったし、相手ボールになった瞬間の守備の連動性でも上回っていたと思う。徳島はボールを支配されると、わりと簡単に中盤の選手がDFラインまで押し込まれてしまうように感じた。ともかくも結論としては、両チームともにしっかりしたサッカーをやっており、非常に強いという印象を受けたということに尽きる。後半はパスミスや選手の意思不疎通も見受けられたが、前半はあからさまな失策がなくてボールがよく往来するいい試合だった。もっと多くの観衆がスタンドに足を運んでもらいたいものだ。

余談ではあるが、話に聞いていたとおり、ポカリスエットスタジアムのビジターゴール裏の電光掲示板が新装されていた。そしてヴォルティスの先発メンバー紹介のときに使われていたBGMが、阪神#6(金本知憲)が打席に入るときのテーマソングと同じだったのが笑えた(サンドストーム)。そしていつ来ても、鳴門での試合は風が強いと感じる。なおこの日の主審は、そもそも印象のよくない松尾一。帰宅してから試合の映像を少し見たが、湘南#15に赤紙を提示したプレーが退場に値するものだったかどうかは甚だ疑問である(現場では私はよく見ていなかった)。すでに試合の流れが決した後のことだったので、試合の結果に大きな影響を与えたわけではないのが救いである。(観衆3558人)

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by akira-takeuchi | 2011-06-26 15:28 | サッカー
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