今日はスカイAで、昨年8月13日におこなわれた東北v遊学館(→参考)の試合をリピート放送していた。ビデオで録画チェックして、現場で見たこの試合を再検証。現場で見物した試合を、ビデオでもう一度見ることほどおもしろい(勉強になる)ことはないだろう。
私が再検証したかったのは、それは6回裏の東北の攻撃。この試合は6回表まで3-1と遊学館がリードしていたのだが、6回裏に東北が3点を挙げて一気に逆転した。このイニングの攻撃で、東北は3-3の同点に追いついたあとの一死二、三塁の場面で初球スクイズを成功させた。この決勝点が入る場面を、三塁側内野席にいた私は見逃していたのだ。というのも、私は初球ははずしてくるものと決めつけていたので、一生懸命スコアをつけていた。気がついたときには、バントされた打球が三塁線にころころと転がっていた。 そんなわけでこのスクイズの場面を、ビデオで4~5回見直してみた。どうやら、三塁走者のスタートがそれほど早かったわけではないようだ。打球の勢いを殺したバントではなかったが、ややバウンドが高かった。そして三塁走者の足が意外と速かったことが分かった。映像で見ると、塁間を過ぎたあたりからぐっと加速して本塁へすべり込んでいるように見えた。結局のところ、この三塁走者の足が速かったことが勝因だったのではないかと。 そして最後に、私がスコアノートに書いている強烈な一言を。 『8番、初球ランニングスクイズ、こればかりは決められた方がバカというしかない』。
by akira-takeuchi
| 2006-01-11 00:49
| 高校野球
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