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阪神v中日1回戦

来週甲子園球場へ行くので、今日はNHK-BSで阪神v中日をテレビ観戦した。中日先発の山本昌が早い回につかまり、3回を終わって阪神が5-0とリード。阪神先発の下柳が5回まで中日を0点に抑えていたので、今夜は阪神の楽勝かと思っていた。
しかし6回表に試合の様相が一変する。中日は井端の二塁打で1点を返し、アレックスの3点本塁打で一気に1点差に。この回途中で下柳は降板したが、代わった藤川が7回にも走者を許し、井端の適時打で同点になった。そして勢いづいた中日は8回表にアレックス、9回表には福留の本塁打が飛び出し、最終スコアは7-5で逆転勝ち。
この試合を見るかぎり、阪神の藤川の調子は去年ほどではないようだ。中日の藤井(私はこの選手をよく知らない)にファウルで散々粘られたあとで中前に安打を許した。去年の藤川なら難なく打ち取っていたと思われるが。
そして投手というものは、井端のような小技のきく選手に打たれると相当がっくりくるものらしい。井端に二塁打を許してから下柳はすっかり調子がおかしくなったようだ。今日の井端は7回表の同点の適時打に加え(しかも送球の間に二塁を陥れた)、濱中、赤星の打球を見事にさばくファインプレーを連発といい仕事をしていた。なお、味方がリードした気楽な立場で打つのが得意な福留が、案の定9回表の二死から本塁打を放っていた。
個人的には7回表一死一塁の場面で荒木にバントをさせた作戦には賛成しかねるが、その次の井端が適時打を放つあたり中日ベンチの采配が上回った感がある。中田、石井の両投手が中盤以降を抑えたことで、この日の逆転につながった。阪神は中継ぎ投手陣が安定しないと、今日のような逆転負けを喫する試合が多くなりそう。
 (ちなみに井端は、昨シーズンの得点圏打率がリーグ1位である)
by akira-takeuchi | 2006-04-13 01:03 | プロ野球
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