先週金曜日の『英語でしゃべらナイト』(NHK総合)のゲストは、宮里藍だった。失礼ながら私は、彼女がこれほど英語が堪能だとは知らなかった。記者会見でも軽く英語で受け答えをする様子は、イタリア語でインタビューに応じていた中田英寿のようだった。21歳にしてあの度胸には恐れ入る。
いわく、彼女は小学生のときに父に連れられて米国を訪れ、父と一緒にコースを回ったのだとか。そのとき米国のゴルフをとりまく環境の素晴らしさを知り、いずれは世界へ出てみたいと思うようになったとか。その当時から外国人の友達(ゴルファー)がたくさんいて文通などで連絡を取りつづけ、プロになった今でも関係をつづけているそうで。まったくうらやましい話である。 彼女の話で印象に残ったことは、日本ではミスショットをするとギャラリーが“あぁ~・・・(ややため息)”となることが多いが、米国では“almost!!”とか“close!!”のように‘惜しい!’と反応するという話である。これはすべてのことに当てはまることだと思うが、完璧なことを続けることは不可能なわけで、誰だって失敗の一つや二つはあるはず。そんなときの物事の受け止めかたひとつで、その人の生き方も変わってくるのではなかろうか。ミスを犯したとしても、それをポジティブに捉える人生を送りたいものだと感じさせられた。
by akira-takeuchi
| 2007-01-24 00:29
| スポーツその他
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