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プロ野球交流戦・阪神v福岡ソフトバンク3回戦

雨の影響で30分遅れて開始されたこの試合は、なんと5回裏二死でまたしても大雨が降り、1時間以上の中断。中断までに試合が成立していれば、間違いなく降雨コールドになっていただろう。払い戻してやるもんかという、阪神球団の入場収入を強い意志を感じた。そうは言っても、試合開始前から空の様子を見るにつけ間違いなくもういちど雨雲がやってきそうな雰囲気だったので、雨について文句を言うつもりは毛頭ないのだが。

試合は両チームの先発投手が好投し、投手戦になった。4回表、ソフトバンクが小久保の右前適時打で先制。この場面、二死一塁となったあとで松中の初球に一塁走者の本多にあまりに簡単に二塁盗塁を許したバッテリーがお粗末だったといえる(一塁走者本多は完全にモーションを盗んでいた)。このあと5回裏二死で、1時間以上の中断。ソフトバンク先発の杉内が中断後も好投したのは見事だったが、いかんせん打線の援護が1点だけではねぇ・・・。ソフトバンクは7回表と9回表の好機(二死一二塁)でいずれも打順が8番の山崎に回ったが、代打を出さなかった采配には疑問が残る。

阪神打線は8回裏まで杉内にほぼ完璧に封じ込まれていたが、最終回に先頭打者の鳥谷が二塁打で出塁したことが大きかった(単打では得点につながらなかっただろう)。その後、次打者の犠打で一死三塁となり、同点に追いつく左犠飛を放った野口の打撃は立派だったと思う。この場面ではスクイズもありかと思ってみていたが、迷わず初球を振り抜いた。

試合は10回裏、阪神が一死二塁から林の右越本塁打が飛び出し、3-1でサヨナラ勝ち。午後7時前になってようやくゲームセット、途中からはナイターになる長い試合だった。観衆はほぼ満員の48524人、試合時間が長いわりには見るべきところが少ない試合だったような気もして・・・、さっさと甲子園球場を後にした。

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by akira-takeuchi | 2007-06-10 19:12 | プロ野球
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