去る11月17日、長年支援している谷村有美のライブに行ってきた。
私にとって、谷村有美のライブに行くのは2年ぶりだった。 今回のツアーは『おでかけツアー2007~もっとお側に~』。 デビュー20周年を記念して、ツアーで各地を行脚するという趣向。 そのツアーの最後の公演が大阪のなんばHatchでおこなわれたので、これに参加してきたというわけ。 このコンサートのチケットは、ファンクラブで申し込んでおいた。 受け取ったチケットを見てみると、私の席はC列001番。 常識的に考えて、前から3列目のいちばん左端の席ではないかと思うのが自然だろう。 会場に着いてみると、案の定そのとおりだった。 サッカーでもライブでも、私はうしろの上のほうの席を好む傾向にある。 その位置からだと、グランドやステージ全体を見渡すことができるからだ。 特にコンサートとイングランドサッカーの場合は、席が前過ぎるとステージ(ピッチ)を見上げることになるから、全体がまったく見えない。 なのであるが、今回のコンサートではステージ全体をあまり見渡す必要がなかったので、前のほうの席で得をした心境になった。 ただ、ステージに向かって左側ってのはねぇ・・・。 谷村有美がピアノを弾くと背中しか見えないから、少しばかり寂しいものがあった。 あとは・・・、有美さん、本当に昔と変わっていないね。 相変わらず無駄話が多いっていうか。 でも会場に来ていたオーディエンスのほとんどは、それを聞きたくて集まっていたのだと思うけどね。 特に大阪では、長年DJをやっていたわけだし。 そして、ライブで彼女が歌う歌詞をよく聞くと、相変わらず間違いだらけ。 きっとファンのほうが、正しく歌詞を暗唱できるに違いない。 もともと彼女の創作物だから、創った本人がどうアレンジしようと自由なのだが。 でもね、谷村有美はよくこう言っていた。 人を感動させるのに、必ずしも正しく歌う必要はない、と。 良しにつけ悪しにつけ、何も昔と変わっていなくてほっとしたよ。 会場は、8対2で男性が多数派。 つまり会場に集まった男性の2割だけが、つがいでやって来たということだ。 私のような既婚者でありながら単独参加した例外を除けば。 ちなみに私の列は、横にいた9人がすべて男だった。 むかしからたまに聞くことだけど、谷村有美のファンにはちょっとおたくっぽい人が多いとか。 そのうちの幾人かは、加齢してメタボリック症候群を身体で表現していた。 正直なところ、見ていてあまり気持ちのいい人種ではなかったな。 ライブの最後のほうでFEEL MEを歌ったけど、オーディエンスの年齢が高齢化したせいか、いまいちパワーを感じなかった。 3年前にすみだトリフォニーホールでおこなわれた『ハートフルなX'mas』で、“何がいい?”とオーディエンスに聞いたところ、返ってきた答えは“FEEL ME”。 このときは、まだすごくノリがよかったように思ったんだけどな。 ハープなる楽器を初めて(?)見たことと、キーボードの福田裕彦氏は浜田省吾のツアーの合い間をぬって参加していたことが印象に残った。 だいたいそんなところかな。 また機会があれば、有美さんのライブには行ってみたいね。
by akira-takeuchi
| 2007-11-23 16:38
| コンサート・絵画ほか
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