JFL後期第9節・ファジアーノ岡山vソニー仙台

夏休み期間中は高校野球を見るために移動をくりかえしていたので、桃太郎スタジアムへ行くのはほぼ2ヶ月ぶり。今回の試合は個人的な知り合いがいるチーム(会社)との対戦だったため、試合開始の1時間以上前にスタンドに入場。横断幕を張るのを手伝ったりして、アウェイ側のバックスタンドから試合を眺めることになった。試合前にオフィシャルがリリースするスタートリスト(メンバー表)をもらってきてくれたり、入場券もご招待にあずかるなど、至れり尽くせり(笑)。単なる地元の一市民というだけでは、ここまでの待遇に預かることは難しいでしょうな。

試合の前半は、岡山が支配した。ソニー仙台にボールを奪われても前線からのボールに対する仕掛けが早く、ソニー仙台に攻撃の形を作らせない。このサッカーを90分続けることができれば、そう簡単には失点しないだろう。そして奪ったボールを展開してサイドからチャンスをつくったが、決定的なシュートを2度ほどはずした。その後、前半の30分過ぎに#34が倒されて得たFKを、#11が左足で直接決めて岡山が1点を先制した。しかしリードを奪って気が緩んだわけでもなかろうが、このあとは岡山のプレスにスピードがなくなった。1-0になってからは両チームともに得点が入りそうな感じがしなくなり、このままハーフタイムを迎えた。

後半はどちらが先に仕掛けるかと思っていたが、ソニー仙台が攻撃を多く仕掛けるようになった。というより、後半の岡山は明らかに中盤の運動量が鈍っていた。夕方の試合であり、さらに対戦チームは涼しい東北から遠征して来ているのだから、スタミナ不足を指摘されても反論できまい。この状況でいったん受けにまわってしまったら、立て直すのはそう簡単ではないだろう。そう感じていた矢先、後半の半ばすぎに岡山は右CKから#5がヘッドで追加点を挙げ2-0になった。しかし2点差になった直後にソニー仙台はPKを獲得し、これを交代出場の#17が落ち着いて沈めて再び1点差になった。このあとは、完全に流れはソニー仙台。岡山ゴール前に何度も攻め込み、チャンスを何度かつくった。ロスタイムに入ってソニー仙台のミドルシュートを岡山GKがナイスセーブしてCKに逃れたが、そのあとの左からのCKを頭で折り返して#17がヘッドで同点ゴールを決めた。試合はこのまま2-2で終了した。スポンサーの社員などを動員した甲斐もあって、観衆は5147人。

私は岡山に住む元宮城県民なのだが、岡山の側から見た場合にこの試合に関していくつか解せない点がある。ロスタイムに入って岡山にはあと1人交代枠が残っていたが、どうして時間稼ぎの選手交代をしなかったのだろう。すでに追加点を狙う必要はないのだから、FWを削ってDFかMFを入れればいいと思うのは私だけだろうか。そして終了間際のCKのときのマーキング。まぁ・・・、小学生レベルのことを言うのはどうかと思うが、誰が誰のマークに付くかとかそのあたりの声かけがしっかりしていれば、フリーで折り返してフリーで決められることはなかったと思うが・・・。セットプレーからの失点は抜きにしても、客観的に見て後半のサッカーの内容で勝ち切るというのは、サッカーの世界においてかなり難しいだろう。

試合が終わってから横断幕などを片付け、そのあとでソニー仙台の関係者の方に公式記録をいただきました。タクシーで岡山駅近くの飲み屋に直行して、試合についての話を聞かせてもらいました。そのすべてをインターネット上に載せることはできないのですが、いくつか支障のない範囲で書いておくことにします。ソニーの方の指摘としては、試合会場の開場時間が分かりにくかった、スタジアムのアナウンスがやかましいわりに肝心なこと(ビジターチームの得点者)を放送しない、ソニー仙台のチーム名をアルファベットの大文字で書くのは商標上よくない(日本における社名はソニーだとか)、ファジアーノのDFのうち中央の2人にはやや難がある、などなど。私よりもJFLを長い間見ている人のおっしゃることですので、間違いはないのでしょう。

後日追記:試合終了後、ビジターセクションにいた私たちに声をかけてくれた地元の人が10人くらいいた(しかもそのうち2人は個人的な知り合い)。岡山は意外と優しい土地柄なのだと思わされた次第だが、サッカーに厳しさを求めるならビジターに対して必要以上に優しくする必要はないこともまた事実なのだが・・・。岡山の人は、岡山以外の土地でJ2やJFLのようにいろいろなカテゴリーのサッカーをもっと見て、サッカーというカルチャーをもっとよく知るべきだね。

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by akira-takeuchi | 2008-09-08 00:25 | サッカー
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