J2第2節・ファジアーノ岡山vベガルタ仙台

エンターテイメントとして見る分には非常におもしろい試合だった。最終的な結果はスコアレスドローで終わったが、両チームにシュートチャンスが多くて目の離せない攻防が相次いだという印象である。試合の前半開始早々から、岡山がチャンスを2度ほどつくったときは私も驚いた。私は知り合いがいる関係でビジターセクションでこの試合を眺めていたが、この試合中に肝を冷やしたのは一度や二度ではなかった。岡山は仙台の両サイドバック周辺のスペースを生して攻撃しようとする意図を感じた。ただ、あからさまな時間稼ぎとも思える岡山の選手(#11)が倒れるシーンと、岡山GKがボールをキャッチしてから離すまでの時間が長いのにはいかがなものかと思った。

一方の仙台は、やはり岡山より個々の技術で一枚上だった。中盤でのパスミスが目につく時間帯もあったが、きれいにパスがつながって選手が前を向くシーンがたびたび見られた。そして後半の終了間際はセットプレーの連続だったが、仙台はどうしてもゴールを陥れることができなかった。これは岡山のDFをほめるしかあるまい。試合を通じて感じたのは、仙台が攻撃に移るときにほんのわずか岡山DFのほうが守備態勢を整えるのが早かったことである。そして岡山GKが当たっていたことも仙台がゴールを奪えなかった一因だろう。

そしてこの試合に関しては、両チームとも決定力を欠いたと言わざるを得まい。仙台のシュートはクロスバーをたたいたりして惜しくも外れたという感じ。岡山のシュートはほとんど入りそうな気がしない方向へのものばかり。しかし枠外シュートという点ではどちらも同じである。これがJ2のどのチームも抱える永久的な課題であると改めて感じた。後半はともに決定的なチャンスがあり、どちらに転んでもおかしくない展開の試合となったがゴールネットは揺れないまま0-0でタイムアップの笛を聞いた。観衆は6455人、終了間際には冷え込んできたが晴天のもとでおこなわれた試合だった。

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by akira-takeuchi | 2009-03-16 22:48 | サッカー
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