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J2第50節・ファジアーノ岡山vヴァンフォーレ甲府は欠場

今日は朝から寒い一日で、しっかり着込んで出かけようと思っていた。しかし午後2時からテレビで中継されていた鹿島vG大阪を見て、出かける気力はすべてなくなってしまった。鹿島が自由自在にボールを散らすあのサッカーをお茶の間で見たあとで、寒いなか現場でJ2につきあえるほど私は忍耐強くはない。わざわざスタジアムまで出向いても、気温も寒けりゃ、試合の内容もお寒い始末、そしてその先に見えてくるであろう結果も・・・。修行僧でもないかぎり、15ドル(1300円)も支払って寒風吹きすさぶなかで90分間耐えることなど不可能だろう。

正直なところ、私はここのところの過密日程が祟っており、体力的にも精神的にも参っていた。そんなわけで、今日の午後は自宅でゆっくりすることにした。サッカーファンとしては非常に不本意であるが、ファジアーノ岡山の今季地元最終戦に現場で立ちあうことができなくて申し訳なく思っている。今日の試合に関しては、来場者に記念品(メモリアルカード)を配るなど、それなりの営業努力はしたようだから、ある程度(1万人)の観衆が集まったことを願いたい。

ファジアーノ岡山が今年一年で成功したことといえば、ある程度の集客にめどがついたことだけ。試合会場の運営、選手獲得や育成などの長期的なチームの運営(経営ともいえる)、そして監督と選手の人材不足、練習場の確保など、問題は山積しているのが現状だ。この現状を直視し、来年は今年を下回る成績(J2に昇格するチームがあればの話だが)にならないようにすることが最低限の目標だろう(まだ今年も最下位が確定したわけではないが)。少なくとも私が見るかぎり、今年は15ドルを払って見るに値する試合は皆無といってよかった。

最後に、先週見てきたマクシミールスタジアムの写真を載せておくことにする。

 スタジアム脇にあるモニュメント
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 メインスタンドと北側ゴール裏スタンド
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by akira-takeuchi | 2009-11-28 19:07 | サッカー

2010年度サッカー審判更新講習会

2010年度サッカー審判更新(3、4級)の講習会に行ってきた。10年以上前に4級の審判講習会に参加して以来、毎年更新講習には参加している(自費で)。サッカーのルール解釈については、FIFAや日本サッカー協会から毎年のように細かい変更がなされる。今では私はサッカーをプレーすることはないのだが、ルール解釈に関する最新の情報を聞くことができるので、更新講習は貴重な機会なのである。

今回の講習でも、オフサイドのルール解釈について変更がなされていた。というか、一文(長くなるため敢えてこの場に記載しないが)が追加されていた。この変更が、昨年のEURO2008のオランダvイタリアの試合で、ファンニーステルローイが決めた1点目がきっかけとなっていることは明らかだった。要約すると、プレー中にフィールドから離れたDFは、次にプレーが停止するまでは、ゴールライン上にいるものとみなされるという解釈になるそうだ。

つまり、この一文が追加されるまでは、あのファンニーステルローイのゴールはオフサイドであり無効だったという判断も可能だったわけか?一文追加したということは、ルールに不備があったことを認めているわけだし(笑)。実際には試合後に、UEFAがオンサイドだったと公式の見解(というか単なる解釈)を発表したようだが。

しかしこれがもし、イタリアのDFパヌッチ(GKと衝突してゴールライン外に吹っ飛ばされていた)が衝突の影響で骨折などの負傷を負ってしまっていた場合には、当時のルール解釈では負傷してフィールド外に出ていると判断され、すぐにプレーに戻ることのできるDFとみなされないから、オフサイドになってしまっていたというわけか。なんともあいまいなルール解釈といえるし、サッカーのルールなんてものは所詮その程度のゆるい規定でしかないことが多いからね。

まぁ・・・、オランダvイタリアの試合でのファンニーステルローイのゴールに関しては、オフサイドというルールの趣旨に鑑みて判定すれば、オンサイドだったという判断は妥当だったのかもしれない。でももし私がこのとき線審をしていたら、ほぼ間違いなく旗を上げてオフサイドを取っていたと思う。理由は、パヌッチはフィールドの外にいるのでDFに数えないと判断するから。それが正しい判断であるとも、間違った判断であるとも、説明はできないと思う。今後は、ルール解釈に一文が追加されたから、同じような事例に当たったときに旗を上げないようにすればいいだけのことなのだろう。

それにしても、このファンニーステルローイのゴール(オフサイド)について、ネット上で好き勝手なことを言っている人々の多いこと。たいした根拠もなく、単なる思い込みでああだこうだと論った文章を目にしても、得るものはまったくなかった。やはり正しいルール解釈を勉強したうえでサッカーを見ないとね。

このオフサイドの解釈以外にも、試合中に退場者が出て11人対10人になったあとのPK合戦では人数が多いチームのプレーヤーの数を減らして同数としてからPK合戦をおこなわなければならないとか、以前はベンチに戻らなければならなかったテクニカルエリア内で指示した役員(監督)はベンチの所定の位置に戻らなくてもよくなったとか、いろいろな変更点を教えてもらった。サッカーでも野球でも、ルールについては正しい知識を持ち合わせていたいものだ。
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by akira-takeuchi | 2009-11-08 23:36 | サッカー

ナビスコカップ決勝戦・FC東京v川崎フロンターレ

やはり、決勝戦というものには独特の雰囲気がある。今年は地元でのJ2しか見れていないせいか、満員のスタンドで試合を見ることに少しばかり興奮してしまった。両チームのサポーターともに、ほぼ90分間応援が途切れることがなかったのはすごいと感じた。この試合に懸ける意気込みをよく表していたのだと思う。私は午前中に諸般の事情があったため、スタンドに到着したのがキックオフのわずか10分前だったが、もっと早く着いておけば試合前の雰囲気にもっと浸ることができたのではないかと後悔したくもなる。

前半は試合開始から、川崎が攻撃を仕掛けてきた。はじめの15分ほどは、圧倒的に川崎が試合を支配した。FC東京が中盤でボールを失いすぎたともいえるし、川崎の守備がよかったともいえる。それにしても、両チームの選手ともボールタッチがやわらかく、ボールを奪ってからの選手の動き出しが速いこと。このレベルになると、マイボールになるとあっという間にボールがスペースに展開される。そして攻撃だけでなく、中盤での守備も素早い。ボールを保持しても、ちょっとボールとの間にギャップができるとDFがすかさず身体を寄せてくる。身体の寄せ方がうまいというか、身体を寄せるのが速いというか・・・、J2のスピードに慣れた私の目には、すべてが素早いと映った。

田舎に住む私にとって、FC東京も川崎も洗練された都会のチーム。名前を知っている選手は何人かいるが、普段どんなサッカーを標榜しているのかは、まったくといっていいほど知らない。最近ではテレビでサッカーは見ないし、J2がおこなわれる現場へしか行かないのだから、それも当然なのだが。前半、何度か迎えたチャンスを川崎がはずしたあと、20分過ぎにFC東京#28の放ったミドルシュートが決まって試合が動いた。ここまでFC東京のGKがいい守備をして川崎の攻撃を防いでいただけに、川崎にとってフィスティングのミステイク(?)は結果的に痛恨だったといえる。それまで圧倒的に攻めていた川崎も、この1点で流れをつかむことができなくなり、1-0のまま前半を折り返した。

やがて後半が開始された。後半は、開始からFC東京が攻撃を仕掛けてきた。そして後半になって初めてチャンスらしいチャンスを迎えた川崎が、その後CKを得た。しかしこのセットプレーから一気にFC東京が逆襲。絵に描いたようなカウンターで敵陣に達し、左から上がったクロスを#13が頭で押し込んで追加点を挙げた。このプレーのとき、FC東京は2人しか走っていなかったはずだが、その2人でゴールを決めてしまうのだから恐るべしといえる。少なくとも、私が見慣れたJ2では起こり得ないプレーだろう。そして後半30分以降、川崎は猛攻をしかけた。しかし放ったシュートはクロスバーをたたき、FC東京のGKが再三にわたって好守備を見せたこともあって、このまま2-0でタイムアップの笛を聞いた。

“勝ったことがあることが、勝つための条件である”とはアラン・プロスト(F1レーサー)の言葉だが、今日の試合はまさにその言葉を表すような展開にも思えた。これを具体的に説明するのは難しいのだが、どんな競技でも勝てば優勝という試合には独特の雰囲気があり、不確定要素が多くなる。その試合に勝つには、それを経験したことがある者のほうが圧倒的に有利なことは、過去の歴史が証明している。この日の川崎にはハードラックな結果となってしまったが、誰でもこの決勝戦でプレーすることは許されるわけではないのだから、せめて表彰式のときくらいまでは行儀よくして振舞ってほしかったと思う人も多いのだろう。

思うに、サッカー界の表彰式で準優勝メダルをすぐに外したのは、私が知るかぎり、バルセロナでおこなわれた99年5月のチャンピオンズリーグ決勝戦でのローター・マテウスが最初だった。この試合でバイエルンから退くことを決めていたマテウスにとって、受け入れがたい結末となってしまったこともあって、首にかけられた準優勝メダルを外したのだろう。それから10年が経過し、このシーンを見て育った子どもたちが、現在では大人になってJリーグでプレーしているのだから、マテウスの真似をしようと思う選手がいたとしても不思議ではない。しかし、この行為が様になるマテウスのような選手と、そうでない人の2種類の人種が世の中には存在することを知るべきだろう。

結局、川崎は準優勝の賞金(5000万円)を自主的に返還し、一部の選手には出場停止の処分を課したとか。まぁ・・・、表彰式での態度が悪かったからといって賞金を返せと言った主催者側も大人気ないとは思うが、テレビでも映っていたのだろうし、やはり世間の目というものがあるから仕方ないのかなという気はする。ただ、表彰式の最中に態度が悪いと目につく選手がいることに気がついたら、それを叱り飛ばすような存在の選手が川崎にいなかったのかどうか、それが気になる。チームとしてプレーする以上、味方を容赦なく叱咤する選手の存在は、チームが苦境に立たされたときほど大きいと思うのであるが・・・。

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by akira-takeuchi | 2009-11-07 09:13 | サッカー