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J2第19節・ファジアーノ岡山vアビスパ福岡

朝から雨の降る一日だったが、諸事情あって岡山周辺へ出向いていたので、カンスタへ足を運ぶことにした。夕方には雨はあがったが、もたついていたのでスタジアムに到着したのはキックオフの30分ほど前。すでに先発メンバーを紹介するアナウンスが聞こえており、会場周辺の雰囲気や出店の様子をうかがうこともできないまま入場せざるを得なかった。試合前にちょっとだけスタジアムのまわりの様子を見たが、生憎の天気だったにもかかわらず、大勢の人が詰めかけている。週末にサッカーがおこなわれることが、ごく当たり前の日常のように思わされた。公私共に多忙な私にとって、この雰囲気を感じることそれ自体が非日常になってしまった現実が悲しく思える。

スタンドの階段を上っていて感じたが、私がいつも陣取るあたりに空席が少ない。雨が降ってスタンドが濡れているせいで、普段ならバックスタンドに座っている人たちがメインスタンドにいるのではないかと思わされた。スタンドの上段にまで行ってようやく空席を見つけ、なんとか座ることができた。息つく間もなく、やがて試合が始まる。アビスパのフォーメーションが3トップではないかということと、福岡#10のことだけ試合前に調べておいたが、それ以外の情報はほとんどないまま前半が開始された。

まず感じたことが、ピッチの濡れ具合。試合前のアップすら注意深く眺める余裕がなかったので何とも言いようがないのだが、選手が接触したときにファウルを受けて倒れているのか、足を滑らせてずっこけているのか、遠くからでは判別ができかねる。カンスタのピッチは雨が降っても水はけはいいほうだと認識していたが、相当量の水を含んでいるのかと考えさせられた。そして試合開始から岡山が攻撃をしかけるのかと思っていたが、それが続いたのはキックオフから数分で、意外なことにそのあとは福岡がボールを保持する時間が長くなる。ボールを奪った岡山は、サイドに開いて攻撃をしかけようとしているのが分かる。そしてそれをあらかじめ知っていた福岡は、それなりにDFが対応していると感じる。やがて岡山が左に展開して得たFKから、DFの#5がヘッドで押し込んで1点を先制した。

これで福岡が反撃に転じるのかと思いきや、意外にも激しく攻めてくるという感じでもない。かといって、先制して勢いに乗った岡山が一気呵成に攻めるという感じでもなく、やがて試合は再び落ち着き、福岡がボールを持つ時間が長くなる。このあたりは高い湿度も影響しているのかと思う。試合が止まったときに選手が給水している量が尋常ではなかったので。先制した岡山は前から圧力をかける必要はないのだろうが、うまい具合にボールを奪ったときに前線の選手の動きだしが遅いと感じる。広大なスペースがあるのに、動き出すというより身体の向きさえ反転していないことが何度かあり、意図したのと違う方向にボールが出たりする。この点に関しては、福岡も同じと言える。岡山のSHが攻撃に参加すればスペースが生じるはずだが、そこを狙って攻めるという意図はあまり感じない。言う人に言わせると、これが日本のサッカーの遅い箇所らしいが、たしかに的を射ていると感じるし、もったいないとも思える。

その後、前半終了間際に福岡が左サイドで得たFKから同点ゴールを沈めて1-1で試合はアディショナルタイムに入ったが、家庭の事情があるため残念ながらここで途中退出せざるを得ずスタジアムを後にした。試合は1-1のままタイムアップとなったようだ(観衆8123人)。

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by akira-takeuchi | 2013-06-16 15:46 | サッカー