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谷村有美おでかけツアー2011

長年支援している谷村有美が大阪のなんばHatchでコンサートをおこなうと聞いたので、一般発売初日にチケットをゲットして、会場に出向いてきた。しかし会場に着いてみて、当日券が余っていることに驚いた。彼女のブログにそんな旨のことが記されていたから、あらかじめある程度は分かっていたが、その現実を目の当たりにしてファンとして一抹の寂しさを禁じえなかった。今回は一人で見に行くことになっていたから、敢えてファンクラブでチケットの申し込みをしなかったが、一般発売初日で8列目の席を割り当てられたので、おおよそのチケット需要は想像できていたが。

ライブの構成は最近のとそれほど変わらずピアノ中心で、いつもより雑談(MCというべきか)やメール紹介が少なかったように思った。そうは言っても、谷村有美が珍しく(?)MCで配偶者のことを語っていて笑えた。どの家庭にも、それぞれに事情というものが存在するのだと改めて認識できてよかった。配偶者との折り合いをつけるのに苦労しているのは、私だけではないのだと。

それはさておき、今回の私の席は両隣の客がいずれも一人で来ている男子のように見受けられた。そのうち左側の男子が著しくリズム感の悪い輩で、曲のたびに手拍子のリズムが狂わされるのには往生した。いろいろなアーチストのライブに足を運んでいるが、こういうことは滅多にない。いずれにしても、両隣があの類の男子だと、妻を連れて行っていたら何と言っていたかが想像できて失笑してしまった(敢えてこれ以上具体的には言及しないが)。

ライブの途中にメールで紹介された方の中にも同じことを考えていた人がいたようだが、実は私は1月生まれ。年明けの1月に谷村有美のライブに参加したのは、記憶にあるかぎり15年くらい前の一度だけ。それ以外は、だいたい夏から秋にかけてが多かったはず。そんなわけでこの千載一遇のチャンスを逃すまいと、最初から機を見て名前を伝えてHappy birthdayの歌を歌ってもらうつもりだった。タイミングを見計らっていたのだが、だいたい希望者が全員で尽くしたところで手を挙げた。名前を伝えるときの私の声、ステージまでかなり響いていたみたいだね。谷村有美が“立派な声でありがとう!”と言っていたから。あの大きさのホールなら、地声で声を反響させる自信はあったけどね(笑)。

そして私が書いたメールを、一部谷村有美が紹介してくれた。ところが、よくしゃべるはずの谷村有美が、あまりにプライベート過ぎると言って途中の部分を飛ばして読んでいた。その様子を見て、自分の置かれている現在地を初めて認識することができた。そうか、我々はそれほどまでに特殊な状況に置かれていたのかと。残念ながら普段の生活で相談する相手がいないため、谷村有美にしか伝えたことのない話なのだが。それでも有美さんは壇上でいい報告を待っていますと言ってくれたので、将来いい報告のできる日が来ると信じて祈っていたいと思う。有美さん、ありがとう。
by akira-takeuchi | 2012-01-14 16:04 | コンサート・絵画ほか
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