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原辰徳の作戦の原点

今日の『報道ステーション』に、原辰徳巨人監督が出演していた。
そして彼いわく、“1点ビハインドで迎えた9回二死走者一塁の場面での盗塁こそ、野球の作戦の原点”と言い切っていた。

彼が東海大相模の選手として出場した甲子園の全国大会で、当時チームの監督だった原貢氏(原辰徳の父)がそのような作戦を取ったことがあるというのだ。
(制作者が調べたところ、1974年の大会でのことのようだ。2回戦・東海大相模3x-2土浦日大:延長16回の試合での出来事らしい。この大会、東海大相模は準々決勝で定岡のいた鹿児島実業に4-5で敗退)

これは個々人の野球観にかかわることなので簡単には説明しがたい面もあるのだが、私個人はこの考えに全面的に賛成だ。

高校野球でもプロ野球でも同じだと思うが、毎試合10-0で勝てるわけではないだろう。
そうなると、どうすれば3-2とか4-3の試合を勝つことができるようになるかと考え始めるわけで。

そこを突きつめていくと、攻撃においても守備においても作戦という決め事が重要になってくるわけで、その最たる例が相手の虚をついた攻撃だと考えるのはごく自然なことだ。

くり返すようだけど、これは個人個人の野球観に負うところが大きいから、違う考えをお持ちの人もいるだろうし、異論反論もあることだろう。

ただ、このブログを書いている制作者の視点は、だいたいそんな感じであるってこと。
つまり、わざわざ現場へ出向いて見ているのはそのへんのことだってこと。
by akira-takeuchi | 2005-12-01 00:10 | 高校野球
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