ラグビー・トップリーグについて思うこと

先週、プロ化されてはじめてラグビーのトップリーグを見に行った。サントリーv東芝府中の試合だった。結論から言わせていただくと、社会人リーグの時代と現在とで何が変わったのか私には分からなかった。とりあえずプロにしたという以外に、何の変化もなかったのだから。

呈したい苦言はいくつもある。

まずスタジアムに着いて目についたのが、バックスタンドに陣取る応援団だった。世界じゅうで敵と味方の応援団が同じスタンドに並んで陣取るのは、世界広しといえども日本くらいではなかろうか。そもそも、どちらのチームの本拠地でもない試合会場(味の素スタジアム)という位置づけに、私は戸惑いを禁じえなかった。ホームとアウェイの区別のない試合というのは、実に無味乾燥なものだ。あの雰囲気では、応援に来るのは試合をおこなうチームの社員だけだろう。

そして気になったのが、チケットに書いてあった『場内撮影禁止』の文字。私がスタンドでデジカメを持っていただけで、いきなりバイト君に“場内は撮影禁止となっております”などと声をかけられて不愉快だった。試合中にほかの観衆がカメラを構えると、そのバイト君は両腕で×をつくって撮影禁止をアピールする始末。お前はアホかと言いたい。こんな調子で観客を増やすことは、ほとんど不可能だろう。

そんなわけで、日本ラグビーの将来に希望を見出す要素が少ないことが残念でならない。2011年のW杯開催地がニュージーランドになったことはごく自然な成り行きだと思う。少なくとも私は、金を払ってまで日本のラグビーを見ようとは思わない。唯一の例外は、花園ラグビー場でおこなわれる高校ラグビーだけだろう。

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  ご覧のとおりスタンドはガラガラ
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by akira-takeuchi | 2005-12-27 23:51 | ラグビー | Comments(0)
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