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第1828回アタック25(11月10日収録)

このブログでは現場で見たスポーツについて語ることにしているのだが、今回ちょっと異なるものを現場で見てきた。無事にオンエアーも終わったことなので、スタジオで見てきたことを観戦記風に書いてみたいと思う。実は知り合いがこの番組に出場することになり、応援をしに行くことになった。数年前に新装されたテレビ朝日の建物に行くのは初めて。スタジオに入るまで屋外で待たされたのだが、風邪気味だったので少しつらかった。

スタジオでは収録前に簡単なリハーサルをやり、クイズに答えてパネルを取る練習をするのだが、このときにちょっと気がかりなことがあった。事前に対策会をしていたが、集まったメンバーがこの番組に詳しい人ばかりだったので、パネルの取り方はセオリーにのっとった埋め方しかしていなかった。しかしリハーサルで指定されるパネルを見てみると、どうやらあまりセオリーを分かっていない解答者がいるようだ。26問の中で必ず一度はセオリー通りではない展開になるのではないかと、クイズ以外の不確定要素が気になりはじめた。いずれにせよ、今日は久しぶりのスタジオでの応援。楽しませてもらおうと思った。

ゲームは序盤から青が答えつづける。考え方はいろいろあるだろうが、新見南吉を答えて12番に入ったところで、青は答えられる問題はすべて押していく腹積もりなのだと思った。パネルのめぐりがいい展開になり、すんなりと1番の最初の角に入る。いずれにしても、リアルスティールもポインセチアも事前の準備どおり。追い風が吹いているうちに、左上の1番から徐々に青の枚数を増やしていきたいと思った。その後9番に白が入り、5番に赤が入る。ふつうの展開なら、あの状況は6番と7番が埋まるはずなんだけどな。5番の角がこのような形で赤に埋まるとは思っていなかった。

最初の10問は青が圧倒的に答えたが、ペトリ皿の誤答のあたりから徐々に展開が変わりはじめる。赤と緑が枚数を増やしてきたのだ。そういえば、実際にはお立ちの人がいたはずなのに、別の角度からの映像をうまく差し込んで編集し、解答者が正解するところだけを放送している。実際の収録とオンエアーの映像がまったく別物だってことは、自分が出場したときに思い知らされているけど(笑)。

そしてアドベントカレンダーを正解した緑が、22番のパネルを指定する。さすがにこのときは、司会の浦川アナも21番に入れたのではないかと指摘していた。これは青にとって頂き物のチャンス。これで青は21番の角を狙えるぞ・・・と思った矢先、次の問題の解答権を獲得。ところがここで誤答してしまう。たしかにFIFAの本部(チューリッヒ)とIOCの本部(ローザンヌ)は、昔からよく自分も間違えてるけど。そしてこの青の誤答に助けられた感もあったが、その直後の問題に答えて21番の角を埋めてしまうあたり、緑は勝負強いしただ者ではないと思った。

ゲームの中盤からは赤と緑の枚数が増え、アタックチャンス前の問題になる。ここで小雪と答えた緑は、しばし逡巡したあとで6番のパネルを指定する。オンエアーでは放送されないが(当然)、実はこのときスタジオのパネル上では緑が16番に入って12番と8番が緑に変わったのだ(スタッフのミステイク)。改めて6番とコールするところから撮りなおして、緑は6番に入り12番が緑に変わった。ここの場面で緑は16番に入るほうが枚数も増えるし、21番の角にくっつけて取ることができるので正着だと思ったが。

そしてここで緑が6番に入ったため、次に答えた解答者は4人とも16番を埋める展開が容易に予想できた。赤、緑、白は、アタックチャンスで正解したら16番に入って、空けるパネルは1番。リードがそれほど大きくないにもかかわらず、たったの1問で青は一気にパネル上で不利な状況に陥らされた。もし青がアタックチャンスに正解したら、16番を埋めて空けるパネルは22番。もしアタックチャンスに正解できず1番を空けられたとしても、青は次の問題で正解すれば1番を埋めなおすことができるのが救いだ。つまり2問のうち1問を答えれば、青の生命線ともいえる1番から3番までのラインを死守できる。

そしてアタックチャンスを迎えるのだが、放送されていないが3人が誤答する。4問目のアタックチャンスで赤が正解して、案の定16番に入り1番を空けた。ここまではある程度は想定内だし、ここからが本当の勝負。そして次の問題の解答権を取った緑が、渡辺貞夫と答えて1番に入る。これでパネルの状況から青は残り全問を正解しないと勝機はなく、実質的に赤と緑が有利になった。やはりこうしてみるとアタックチャンス以降の6問が重要だし、実力が拮抗していればいるほどアタックチャンスの直前と直後の問題がとりわけ重要だと感じる(個人的な見解だが)。

結局、アタックチャンス以降の6問中3問を正解した赤が、最後の問題でロサンゼルスと答えて逆転勝利。残り1枚となって緑がオムツと答えたときは正解だと思ったが、ダイパーケーキが正解らしい。人生で初めて聞いた言葉だ。緑はアドベントカレンダーなど難しい問題も答えていたし、あの誤答は責められまい。それよりも、緑が立った直後でパイロット(赤)にロサンゼルスの問題を出すなんて、スタッフは赤に勝ってもらいたかったのかな~などと思ってしまった(冗談)。いずれにしても最後の1問まで勝負がもつれて、見る側からすれば楽しいオンエアーだったことは間違いあるまい。スタッフの皆さんと、出場された解答者の皆さん、大変お疲れ様でした。できることなら、私もまたあの解答者席に座ってみたいという思いを強く抱きました。
by akira-takeuchi | 2011-12-05 02:12 | スポーツその他

J2第38節・ファジアーノ岡山v徳島ヴォルティス

今日は朝のうち小雨が降っていたが、寒いのを辛抱してカンスタへ向かった。スタジアムに着いたのはキックオフの30分ほど前だったが、スタンドでいつも陣取るエリアは青い服を着た人で埋め尽くされていた。ガラガラの鳴門の競技場で試合をしていた時代を知る者としては、数千人もの応援が徳島からやってくるとは驚きを禁じえなかった。今日の試合もリーグ戦の1試合なのだが、それが単なる1試合でないことを知った人ばかりがスタンドに集結したようだ。一部の照明が点灯されたなかで、やがて試合が開始された。

前半のキックオフから10分ほどはどことなく動きが固い印象を受けたが、やがて徳島が攻め込みはじめる。先週の試合よりは、全体的に動きが連動していてスムーズに思える。中盤で相手のパスミスを誘い、これを奪って徳島が攻めあがる。しかし徳島が攻め込んで岡山がボールを奪い返すと、今度は岡山も反撃に転じる。どちらがペースを握るというでもなくボールが往来し、そのうちの何度かはシュートに到達するが枠には飛ばない。25分くらいが経過すると、試合が落ち着いてしまって点が入りそうな気配がなくなり、そのまま前半が終了した。

後半になる前に、札幌が2点リードしていると聞いた。徳島の監督さんの前半の所作を見ていると、札幌ドームの経過は逐一情報が入ってきているように思えた。ならば徳島は、ゴールを狙うしかない。後半の開始早々、徳島はペナルティキックのチャンスを得る。しかしこれを狙った#7のキックは、GKとクロスバーに当たってはね返り、今週もまた沈めることができなかった。それでも慌てる必要はない。中盤での保持力でやや優る徳島が、細かいパスをつないで相手ゴール前を目指す。そうか、これが徳島が意図していたサッカーなのか。しかしなかなかシュートまで到ることができない。そんな感じで後半の20分ほどが経過し、展開はほぼ互角になってきた。早く1点が欲しい徳島は徐々に全体的に前がかりになり、全員で押し上げて中盤を省略し、前線へ長いボールを送りはじめる。しかし思っていたほどうまく前線にボールが収まらない。当然、徳島の背後には広大なスペースが存在する。ここを使って岡山がカウンターのチャンスを何度も得る。35分を経過するあたりからは、ボールは往来するが完全に間延びした状態になった。ともに決定機も決定力も欠如したまま90分が経過したが、後半のロスタイムに岡山が1点を決めた直後にタイムアップになった。

試合後のコメントによると、徳島の監督さんは辞任する意向だという。この3年ほど一年ごとに成績を上げていたので残念な思いもあるが、徳重、倉貫、柿谷、津田あたりの主力選手が残るのであれば、来季もいいサッカーを見せてくれるのではないかと思う。何年も前に、数千人しか観衆のいない寒々しい鳴門の競技場で試合を見ていた者としては、いよいよ徳島も年間順位が4位のところまで上がって来たかという印象である。前線にあと少し得点を取れる選手がいれば、来年のJ2で2位以内(6位というべきか)に入る可能性は大いにある。(観衆8833人、主審村上伸次)

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by akira-takeuchi | 2011-12-04 02:31 | サッカー